銀と金という人間心理を表したシリアス系裏社会漫画がヤバイ
銀と金という漫画をご存知でしょうか。
カイジの作者が描いた裏社会で頭脳と心理戦を駆使して富を得る漫画です。
カイジと比べて、現実社会でありそうな感じのリアリティさがあります。
30代のオッサンに全力でオススメできる漫画です。
ファンタジーには飽きて現実に忠実な裏社会系漫画を読みたいならぜひ!
とりあえず紹介に移ります。
銀と金のあらすじ
裏社会で頭脳と心理戦を駆使して巨万の富を得ていく男達の活躍を描いた賭博コミック。
競馬でスッカラカンになってしまった森田鉄雄(もりた・てつお)は、平井銀二(ひらい・ぎんじ)に声をかけられ、日当10万円の仕事を持ちかけられる。
そして翌日、みかん箱10箱を運んだ森田は、その箱の中には不正融資で得た10億円が入っていると平井から知らされて……!?
引用:Amazon
銀と金の推せるポイント
現実味がある金融裏社会
— open.net (@opennetme) October 17, 2018
カイジよりも、現実味があります。
舞台は88年89年のバブル最盛期ですので、金額的には今見たら現実味がないかもしれません。
しかしカイジの鉄骨渡りよりも、全然現実味があります。
こういう裏の世界って本当にあるんだろうなぁ、といった感じです。
カイジよりもテンポがいい
— open.net (@opennetme) October 17, 2018
カイジのように、中だるみがありません。
全11巻なのでサッと読めます。
しかしテンポがいいので、中身はかなり濃いです。
無駄な引き延ばしや演出などは一切ありません。
福本節炸裂の緊迫感のある心理戦
福本漫画でほとんどの作品に共通している、この独特の「緊迫感のある心理戦」。
そこから生まれる現実と恐怖。
本作は現実社会に基づいているので、この緊迫感がより強く感じられます。
読めば読むほど、この世界に引き込まれます。
心を撃つ真理の宝庫
— open.net (@opennetme) October 18, 2018
善だの正しさだのっていうのは凡人どもの保険だ…… そう生きりゃあつつがなく暮らせるという意味での
今この社会で勝ち続けている連中は例外なくこの勝つシステムを確立している つまりあるシステムに乗っかって金を増やし続けているんだ 勝つべくして勝っている
森田よ人のスキをつけ……! 欲望が飽和点に達した時 人の注意力はもろくも飛散する……! そこを撃て…!
このような社会生活を送る上で知っておいた方がいい、もしくは考えた方がいい真理が盛りだくさんです。
社会人に、大人に、なってから読むととてもグッと来ます。
— open.net (@opennetme) October 17, 2018
銀と金は人間心理と社会の真理を知れる漫画
カイジよりも現実に基づいている分、そこから生まれる人間心理と社会真理も現実的です。
それらはどれも、奥が深く考えさせられるものばかりです。
内容的にオトナ向けのカイジ、と言ったところでしょうか。
むしろ、カイジの原点をここに感じます。
ですので、原作ファンは絶対に読む価値があります。
30代に入って社会をある程度知ってから読むのも面白いでしょう。
ドラマ化もされている
— open.net (@opennetme) October 17, 2018
原作ファンも認めたと評判のドラマ作品です。
興味のある方は、見てみてください。